

ディーラー車は、日本での使用状況に合わせて、たとえば右ハンドル仕様車を設定したり、電動格納式ドアミラーなどを装備するといった使い勝手の向上が図られている。さらに真夏の渋滞などを考慮したエアコンの設定、オーバーヒートなどの日本の気候風土に合わせたさまざまな対策が施されている。仮にトラブルが起きた場合でも、ディーラー車なら同じクルマを何台も整備しているし、さまざまなトレーニングを受けているためトラブルの原因をつかみやすい。部品もただちに供給できる体制を整えているので、修理の期間も短くて済む。またドライブ先で起きたトラブルも、最寄りの系列ディーラーのサービス工場に持ち込むことができる。こうしたネットワークを活用できる点も心強い。さらに正規ディーラーの認定中古車なら、品質的にしっかりしたクルマが選べる。一定期間の保証が付くし、万一、その間にトラブルが発生しても、新車同様の無償修理となる場合が多い。ついで、リセールバリューも高いというメリットもある。
[参考]
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労災保険の場合の保険料が潜在的加害者である使用者の全額負担である点も、自動車損害賠償責任保険の保険料と似ています。自動車損害賠償責任保険の場合も保険料負担者は潜在的加害者である自動車所有者であって、自賠責保険の恩恵に預かる被害者には保険料負担の義務はありません。このように保険の直接的受益者である労働者と事故被害者に保険料負担義務がなく、ただ保険の恩恵を受けるだけというシステムが成り立つのは、労災保険の場合は使用者に、自動車損害賠償責任保険の場合は自動車所有者に、労災事故または自動車事故についての賠償責任があるからにほかなりません。使用者も自動車所有者も、他人に迷惑をかけながら一定の利益を享受しているのですから、「危険責任」からいっても「報償責任」からいっても、被害者に一定の救済金を給付する費用を負担するのは当然だとの考え方です。しかも、労働者や事故被害者に支払われる保険金は損害賠償金に相当しますから、その支払った金額の範囲で使用者または自動車所有者の賠償責任は果たされたことになります。